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小さな贈りもの
誕生日のプレゼント、季節の贈答品、お礼の品、そして頑張った自分へのご褒美。大切な人、身近な人に贈りたい、実は私も欲しかった・・・そんな品々をご紹介します。





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2008.01.18  燈々庵その2


前回に引き続き、"燈々庵"への誘いです。(まわし者ではありません。 けっして!)

燈々庵25

午後2時からの予約で、案内されたのが、二階の食処。 
ボーッとした温かい灯りの中に、重厚な年代物の調度品が置かれ、日本人の美意識をかきたてます。 
こちらは、私達が案内されたテーブルの隣のお席。 ちょうど成人の日だったため満室でしたが、先に食事を済まされたお客様がお帰りになったところをパシャリ。

                燈々庵27 

部屋の中央に置かれた松と青竹と白椿のオーナメント。 薄暗い空間に松、青竹の緑と椿の白が浮かび上がります。

燈々庵11

角盆に、大王松と笹で作られた箸置き・・・風流です!
本日のお品書きを載せて見ました。

燈々庵12

まずは、こちらの前菜「雪華の月 杉板白木台 八種もりこみ」
竹筒と笹の葉と、松の葉と、梅の小枝が何とも華やかで、思わずため息・・・
これが左下の写真のように、個々に取り分けられ、竹筒は、三つの小鉢に早代わり!
これに、子持ち昆布の大和芋すりおろし、紅白なます、菜の花の辛し和えがそれぞれ盛られていました。
そして、手前の横に置かれた竹筒の小皿には、竹の子、海老、金柑、鴨肉・・・右の白磁の小鉢には煮鱈子と針生姜。
いずれも、素材の個性を生かした丁寧な仕事。 なじみのある一品一品ですが、どれもお味は秀逸です。
自家製梅酒の食前酒も振舞われました。

燈々庵13     燈々庵14 次は、椀盛 「白魚玉子〆」のお澄まし。 朱色の塗り椀が出された時は、大輪の椿が置かれたようでした。 蓋を開けると、姫蕪、椎茸、結び人参、へぎ柚子と白魚玉子の彩りが美しく、箸をつけるのが躊躇われました。

燈々庵15

お造り「旬の魚刺二種」も、氷がふんだんに敷き詰められた白磁の大皿の竹筒に盛られ、松の枝が凛とした風情を醸し出しています。 紅鱒と、めずらしいイワナのお刺身に、拍子長芋が添えられて・・・

燈々庵16 中皿として出された「蓮根餅」。 蟹、銀杏、白シメジを包んだ蓮根餅に、軸蕪と山葵を飾り、銀餡をかけたもの。 ねっとりとした食感と薄味なのに、よくお出汁がきいて、非常に美味でした。

燈々庵17

そして、焼き物「山女魚開き一夜干し 橙酢」、竹と松の葉を大胆に使った器に備長炭で香ばしく焼かれた山女魚の一夜干し。 美味しくて、骨までペロリでした。

燈々庵18 次に、焚合「里芋含ませ 海老みそ掛け」。 蕗の色煮と金時人参の風味がそのまま生かされた春を感じる一品。 器は萩焼きでしょうか?
  
燈々庵19

揚げ物「季節の天ぷら三種盛り」。 こちらも、しゃれた竹細工の器で登場。 左から、ワカサギの大葉巻き、蕗の薹、干し柿の天ぷらです。 ワカサギの柔らかさと大葉の香りがとても良い相性です。 干し柿の天ぷらなんて初めて!  甘~くて、ねちっとして、新たな食感の発見です。

燈々庵20 揚げ物の後は、さっぱりと酢の物。 何々、「焼きがき 独活(ウド) 焼き葱 芥子菜 土佐酢ゼリー もみ海苔」!?  器も、写真ではわかり難いですが、朝顔型の深鉢になっている淡いブルーが美しいもの。 新鮮なプリプリ牡蠣と、土佐酢ゼリーで喉ごしの良い一品。

燈々庵21

そして、お食事最後は、止椀「赤出し仕立て」と、飯「黒米雑穀竹皮包み 焼きしめじ 香の物」。 黒米と雑穀と焼きしめじの炊き込みが、満足感を増幅させます。

燈々庵22 織部の掛かった平皿に竹皮包みが一つずつ取り分けられました。
後は、お楽しみのデザートです。

燈々庵23

大きな竹筒をくり貫いて氷を盛り、冬いちごの葉をあしらった器で登場したのは、ガラス器に入った「苺のバナナクリーム寄せ」、ほんのり甘いバナナクリームに、伊予柑マーマレードの酸味のある甘さが添えられた"別腹"の一品。 苺の赤が鮮やか!

燈々庵24 そして、白い大粒の甘納豆(インゲン豆?)にお抹茶で、本日のコースは終了しました。

目の飛び出るような高級素材はないけれど、質の良い新鮮な素材を生かして、一口毎に心が和んでくるような、女性好みのお味でした。

また、初春ということもあるのでしょう、一皿一皿、盛り付けの趣向を凝らした演出には、目を見張りました。 写真の重点も、盛り付けになってしまい、お料理の写真を上手に撮ることができなかったのが、ちょっぴり残念です。

この日は、ランチの真ん中のコース「桜」。 消費税込みで、5,775円プラス奉仕料10%でした。  贅沢なランチでしたが、都心だったら、10,000円は下らないお料理とサービスだったと思います。

郊外にある店にもかかわらず、首都圏はもとより、全国各地から来られる方も多く、年間来客数が3万人を数えるというのは、驚いてしまいます。

特別な記念日やクラス会、法事などに、是非、お薦め致します!
ご興味のある方は、南天の生け花の下をクリックしてみてください。

                 燈々庵26

               懐石・ギャラリー 燈々庵

"小さな贈りもの"のテーマから、かなり逸脱した記事になってしまいました。
ここまで、読んでくださった方、お疲れ様でした。 次回は、テーマに忠実に参りたいと思います。

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Hiroさんへ

海外に暫く居住して日本に戻ってくると、日本の伝統的な文化の心地よさを再認識させられることがあります。
私も、随分前の話ですが、3年程、NZで生活していたことがあります。 NZの自然は、何物にも変えがたい程美しく、貴重な体験でしたが、帰国した時には、かえって日本の歴史への回顧や、和物への愛着が強まったように思います。 そんな感性を揺り覚ますお店でした。
Hiroさんが、帰国、もしくは、一時帰国された時に、お薦めの一軒です!
2008.01.19(17:26) / URL / piyodivo / [ Edit ]

お迎え花から始まるオーナーのおもてなしの心が、お店のあしらいやお料理の盛り付けまで隅々に表れていますね。板前さんの心意気を感じさせてくれるお料理とpiyodivoさんの 記事で、とても堪能させていただきました。
日本の古い道具や古民家が好きですので、私もホントにうっとりした時間でした。機会があれば是非、行って見たいです!
2008.01.19(04:05) / URL / Hiro / [ Edit ]

薄雪草さんへ

こんばんは!
燈々庵だけでなく、こちらのオーナーは、他にも、古民家を改築して、また趣向の変わった食事処を経営されています。

「取り壊されそうになった古民家を100年・200年後にも次世代に本物として残したい。」との思いで事業に取組んでおられるそうですが、「古民家を商売に利用したい。」というのとは逆の発想が、ここまでの成功をもたらしたのかもしれませんね。
2008.01.19(00:08) / URL / piyodivo / [ Edit ]

こんばんは!

作り手さんの気持ちがが伝わってくるような
料理の数々こちらも堪能しました。
人気店である理由が分かる気がします。
実際見て、食したらもっと実感できるのでしょうけど!

いい時間を過ごされましたね!
2008.01.18(23:02) / URL / 薄雪草 / [ Edit ]

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Author:piyodivo
ブログも、ネットショップも全く初めてのpiyodivoと申します。清水の舞台から飛び降りる気持ちでこのブログを立ち上げました。あたたかく見守って下さいませ!



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