小さな贈りもの
誕生日のプレゼント、季節の贈答品、お礼の品、そして頑張った自分へのご褒美。大切な人、身近な人に贈りたい、実は私も欲しかった・・・そんな品々をご紹介します。





2008.07.23  明日は土用の丑の日


鰻割烹 大和田のうな重


今週は、連日各所で今年の最高気温を記録し、猛暑日が続きます。

でも、適度な空調の中、今日は、なぜか電話も少なく、ゆっくり落ち着いて仕事することができました。

午後3時頃、こちらの職場で初めて、寛いでティータイムを過ごしておりました。

上司と同僚が、明日は"土用の丑の日"・・・という話をしているのを、何となく耳にしながら、一息ついていると・・・。

「ねっ! 明日は混むでしょうから、今日行きましょうよ!!」と、同僚のSさんが、意気込んでいます。

どうやら、私がボーッとしている内に、今夜、新橋の鰻割烹"大和田"に行く算段になった様子。

私の長期体調不良と、Sさんの角膜炎を治すため(?!) 、一日早い"土用の丑の日"が決行されました。

かくして、冒頭の"大和田のうな重 竹と肝吸い"に舌鼓を打たせて頂く運びとなりました。

ふわっと柔らかく、甘さ控えめの上品なうな重に、ぷりぷりの肝が入った肝吸い。

思いがけない、棚ボタ的な"贈りもの"に、幸福を感じてしまいました。

他のうざくや鰻の煮凝り、肝わさ・・・といった一品料理も非の打ち所の無い美味でした。

土用の丑の日と、鰻を食する習慣の言われは、いろいろあるようですが、この夏バテ気味な時期に、ビタミンB等が豊富な鰻を頂くのは、本当に理に適っているなぁと思います。

上司の心遣いに感謝して、明日からまた、頑張ります! ご馳走様でした!!

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2008.04.12  菜花糖


春の嵐がやって来ました。

いえいえ、気候のことではありません。 私の身の回りのことです。

好きなことに、時間を割くことが難しくなりつつあり、ブログも1週間程ほったらかしになってしまいました。

しばらくは、できる範囲で更新して参りたいと思いますので、よろしくお願い致します。

そうこうしている内に、タイミングを逃してしまいそうでしたので、こんなお菓子をご紹介致します。

菜花糖1 "菜花糖(さいかとう)"通称"なたねとう"と言う、福井県鯖江市の江戸時代中期創製の和菓子です。 旧鯖江藩主の贈答菓に指定され、代々藩主の茶会に愛用されたものだそうです。

包みを開けると菜花糖2

漆黒に金の菜の花と緑の葉が印象的な箱に、70gの"菜花糖"が入っています。

作り方は、もち米をもみ殻ごと煎って、白くはじけたら、もみ殻を取り除き、ユズの皮の砂糖漬けとクチナシで黄色く染めた砂糖で甘みと香りをつけて、乾燥させるのだとか。

大変な手間ひまをかけて作られるこの和菓子。 昔は何軒か店があったそうですが、現在、作っているのは、この大黒屋さんだけだそうです。

この和菓子を是非とも、菜の花畑の写真と一緒にブログUPしたかったのですが、なかなか撮りに行く時間が作れず、季節外れにならない内にと、折り紙で折った小さな器に盛ってみることにしました。

菜花糖3

昔の人は、良く考えたものだなぁとつくづく思いました。 菜の花が咲いたようです。

かりかりっと香ばしく、優しいユズの香りと甘味が口一杯に広がり、儚く消えていってしまう・・・。

なんとも懐かしい思い出が蘇ってくるようなそんなお味です。

春は、桜やチューリップだけではないのよ・・・と、菜の花の小さな贈りものもいかがでしょうか?

今日も、ご訪問頂きまして、ありがとうございます!!

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2008.04.02  三越・伊勢丹統合記念 とらやの特製残月


今朝、上司に、「一つ、頼みがあるんだが・・・。」と依頼されたのが・・・。

4月1日付で三越と伊勢丹が経営統合し、三越伊勢丹ホールディングスが誕生したのは、ご存知の方も多いと思います。

その経営統合を記念して、各種の記念品が売り出されていますが、その中の一つ。

とらやの”特製残月”というどら焼きを買ってきて欲しいというのです。

何でも、日本橋(これを銀座とおっしゃったのです。) 三越本店と新宿 伊勢丹本店のみで、各日50個限り、1人1点限りというフレコミの期間限定品だそうです。

これも、上司の職務命令(?!)、何としてもゲットしなければ・・・と開店と同時に銀座 三越に入店すると、「申し訳ございません、お客様、特製残月は、日本橋の三越本店の方になります。」・・・えーっ滝泣  しかし、がっくりしている場合ではありません。 日本橋 三越本店に急がねば・・・。

日本橋 三越本店のとらやの前には、やはり行列ができておりました。 でも、早い時間帯だったので、スムーズに買うことができました。 1箱に2個のどら焼きが入ってお値段、1,806円!! 1個、903円のどらやき?! どういう味になっているのかしらん・・・と会社に戻る道すがら気になってしょうがありませんでした。

それがこちら。

三越・伊勢丹東郷記念 とらやの特性残月1  三越・伊勢丹東郷記念 とらやの特性残月2

なるほど、両百貨店のロゴマークが焼印で配されて、ずっしりと存在感のあるどら焼きが二つ、箱の中に鎮座しておりました。

これを切り分けて、皆で頂こう・・・というのが、上司の命令(?)です! 喜んで、命令(?)を受け入れました。 
その前に、一つお願いして、切り分ける前の完全なお姿の写真を撮らせて頂きました。

三越・伊勢丹東郷記念 とらやの特性残月3

気になっていたお味はというと、ふくらし粉を使わずに焼き上げた皮の部分は、薄くて、少し固めのモチモチ感があり、贅沢にたっぷりと餡が詰まっていました。 その餡の練りと蜜の入ったようなこっくりした甘さは、この値段を納得させるものだと思いました。

「もっと練ったら、どら焼きの餡が羊羹になりそうだ。」・・・とは、上司のお言葉。

こんな、お仕事でしたら、いつでも喜んで!!

百貨店統合記念の小さな箱に入った大きなどら焼きの贈りもの。

上司の思いつきで、思いがけず、私達もご相伴に預かった次第です。

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2008.03.28  桜の和菓子 紫野源水の有平糖 桜


3日目の今日は、とっておきの桜のお干菓子をご紹介致します。

紫に黄色の流水文様"観世水"の鮮やかな包みが印象的。

包みを開くと、桜が描かれた綺麗な小箱が・・・。

桜の和菓子15  桜の和菓子16

京都の"紫野源水"の有平糖 "桜"です。

有平糖は、飴とは異なり、南蛮菓子として渡来した砂糖菓子だそうです。

それを、器用で卓越した美意識を持つ日本の職人が、こんなに美麗な有平細工菓子にまで高めたのでしょうね。

桜の和菓子17

ご覧のように、見事な職人技の桜の花と葉が一つ一つセロハンに包まれています。

桜の和菓子18

セロハンの包みから一つ一つ出して、懐紙にのせるまで、息をするのも躊躇われるほど華奢な干菓子です。

光が透けて煌く薄紅色の有平糖は、儚い命の限りに咲き誇る桜そのもの・・・。

恐る恐る、一つを口に運ぶと、舌の上でスーッと溶け、上品な砂糖菓子の味が残ります。

もうそれ以上は、頂くのが惜しくなってしまいました。 もう少し、この愛らしい姿を堪能したいと思います。

それは、少しでも長く満開の桜に酔っていたいという気持ちと繋がります。

桜の歌人、西行のこんな句を思い出しました。

春風の花を散らすと見る夢の さめても胸のさわぐなりけり    西行


さくら   桜   サクラ   さくら   桜   サクラ   さくら   桜   サクラ    
 

桜の有平糖は、お茶席の干菓子としてこの季節によく用いられるそうです。

お茶を嗜まれる方に差し上げたら、この上なく喜ばれる小さな贈りものでしょう!


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2008.03.27  桜の和菓子 紅梅屋の花の雲


さて、昨日に引き続き、桜の干菓子のご紹介。

昨日の記事で、包みの写真だけはご覧頂きました"紅梅屋"の"花の雲"。 干菓子と桜餡が絶妙な相性の和菓子です。

桜の和菓子12 包み紙をとると、桜文様の美しい化粧箱が・・・蓋を開けると・・・

桜の和菓子13


咲き誇る桜、水面に漂う桜を押しもんに表現した、春爛漫な和菓子であります。

押しもんとは、寒梅粉に砂糖を加え、型に入れて打ち出した香ばしい干菓子。

その中に、桜の塩漬けが刻まれた桜餡が挟み込まれています。

一つを切って、頂くことにしました。 こんな雅なお菓子を頂くのですから、久々に、お抹茶を点ててみました。 (略式ですが・・・)

岡野法世作 抹茶茶碗1 岡野法世作 抹茶茶碗2 茶碗は、岡野法世(レーガン大統領訪日に際し、信楽大壺、大皿を贈呈された陶芸家です。)さんの作品。 小振りで、優しい色合いです。 

桜の和菓子14


干菓子と中の桜餡の味わいに、うっとり。

ここで、一句、「花の雲 鐘は上野か浅草か」 松尾芭蕉

桜の干菓子シリーズ最後の一品は、次回をお楽しみに!

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2008.03.26  桜の和菓子 紅梅屋のゆめみ桜


先週末から、日本各地で桜の開花が報告されています。

今日、新橋の”文銭堂”という老舗の和菓子屋の前を通ったら、店舗の壁にこんな句が書かれていました。

「富士富士山さくら桜の木 よくぞ日の本はた 生まれける」

本当に、桜は日本人にとって、特別の意味を持つ花です。

私も、その例にもれず、桜の季節になると、何かしなければならないようなソワソワした気持ちになります。

今日から、3回に分けて、その愛すべき桜のお干菓子をピックアップ致します。

桜の季節の小さな贈りものにいかがでしょうか?

一品目は、こちら・・・、”紅梅屋”の季節の干菓子、”ゆめみ桜”です。

桜の和菓子10

桜の和菓子9 右側が”ゆめみ桜”のパッケージです。 左側は同じく紅梅屋の”花の雲”の包み。(次回ご紹介。)

桜の和菓子は、お菓子そのものもさることながら、その包みやパッケージの美しい意匠に心が踊ります。

この季節を待っていたお気に入りの茶器で頂きましょう。

有田焼 惣次郎窯 有田焼 惣次郎窯の桜紋様の茶器です。 繊細な桜文様と白磁のコントラストが美しく、優美なフォルムにも一目惚れして、数年前に購入したものです。

桜の和菓子11


”ゆめみ桜”は、伊賀特産の寒梅粉と山芋と砂糖で作られた干菓子に桜の塩漬けを刻んだものが散っています。

素朴なお味ですが、ほんのり桜の香りが・・・。

よくぞ日の本 生まれける・・・です。

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2008.03.24  亡父の初彼岸に、桜の和菓子


先週は、亡父の初彼岸。 父が亡くなって、もう5ヶ月が過ぎてしまいました。

お墓参りや、供養に来てくださった方達と語らい過ごす一週間でした。

今回も、そうでしたが、果物と花の卸問屋に勤めている妹は、お供え用の花と、お客様用の果物を受け持ちます。 

春のお彼岸に、妹が用意した果物は、愛媛産の”せとか”。 

「清見タンゴール」、「アンコールオレンジ」、「マーコットオレンジ」を掛け合わせた、まだ歴史の浅い新品種の柑橘です。

その甘さとジューシーさと、手で剥ける薄い皮で、大人気の果物です。

そして、私は、地の利を生かして、茶菓子担当。

三越の”菓遊庵”と、高島屋で、桜さくらに因んだ和菓子を購入しました。

それが、こちらです。

桜の和菓子5


桜の和菓子4 こちらの竹の皮で編んだ籠に入った”釣鐘屋本舗”の”釣鐘まんじゅう 桜あん”

刻んだ桜葉が入った淡いピンク色の桜あんとふんわりしたカステラの生地が良くマッチした、釣鐘型の和菓子。 桜色のあんを見せたくて、二つに切ってお出ししました。

そして、こちらは、薄い真煎餅に高級和三盆を塗布した北陸の名菓”五郎丸屋”の”薄氷 春(ひとひら)”。

桜の和菓子6


適度な厚みの色や形も愛らしい桜ひとひらの”薄氷”。 柔らかい綿と和紙にそっと包まれた繊細なお菓子です。 口に入れると、薄氷のようにスッと溶け、和三盆の風味が広がります。

甘いものをもう一つ、”浅草小桜”のかんりんとう、細口の”ゆめじ”です。

桜の和菓子3


3色の細くて上品なかりんとう。 やさしい甘さに、ぽりんっと折れる歯ざわり・・・ついつい手が伸びてしまいます。

その包みが、また、この季節にぴったりで、可愛らしいのです。

桜の和菓子1

桜の和菓子2 なす紺色に桜の花が散っている包みと、桜色に、白い桜が浮かぶ手提げ袋。

なす紺色に桜の花の包み紙は、今年の初めにご紹介した姫箸袋を作られる86歳のHさんに差し上げました。 千代紙代わりに、この包みで着物を作ったら、さぞ、粋でお洒落なことでしょう。

その他、以前の記事でご紹介したことのある、”小倉山荘 京のうす花”を用意しました。

お彼岸の礼に適っているかどうかはわかりませんが、亡父の供養に来てくださった方々へ、感謝の気持ちを込めて、ささやかなおもてなし。

仏間は、今、頂戴した沢山の花の香りに包まれています。

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2008.03.18  ホワイトデーの贈りものでティータイム


ウェッジウッドのアソートティーバッグとブルーベリービスケット


ホワイトデーに頂いたウェッジウッドのワイルドストロベリーアソートティーバッグとブルーベリービスケットのセットです。

ウェッジウッドの”ワイルドストロベリー”は、洋食器の中でも、私の大好きな絵柄の一つです。

くださった方は、ご存知なかったと思いますが、とっても嬉しい贈りものでした。

包みを開けた途端、頭に浮かんだことは、”ちょっと気分を変えたティータイム”でした。

今日、会社から早めに帰宅できたので、その”ちょっと気分を変えたティータイム”を演出してみることに・・・。

それが、こちらです

ティータイム1  何ということもありませんが、小さなチェロのガラス洋酒器の中に入っているのは、例のコニャック”カミュ ジョセフィーヌ”です。 伯父に教わったように、「紅茶にコニャック」を早く試してみたかったのでした。

ティータイム また、楊枝入れの”TOTTO”をシュガー立てに見立ててみました。

紅茶は、コニャックの香りを楽しむために香りを抑えたものを選びました。 コニャックをスプーンに受け、熱々の紅茶に垂らすと、スミレの花のような甘く澄んだ上質な香りが鼻腔をくすぐります。 

ウ〜ン、セレブっぽいお味ですキラキラ 口の中に広がるジワンッとした刺激が、体の疲れを解き放つような・・・。

そして、ブルーベリービスケットは、ほんのりブルーベリーの香りがする素朴なお菓子。 コニャックの刺激が残る舌を優しく癒してくれるお味でしたハート×2

たまには、こんな気分を変えたティータイムもオツなものです。 ホワイトデーの贈りものに改めて感謝しながら、今宵はこの辺で・・・

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2008.03.12  叶 匠寿庵の近江桜ロール


叶 匠寿庵の近江桜ロール1


今日、上司の奥様が会社に見えた時、お土産に頂戴した”叶 匠寿庵の近江桜ロール”です。

まだ、”鼓月のひなまつりセット”を頂いたばかりだというのに、申し訳ないようです。

それも、半年程前に、甘いもの談義になった時(奥様は、甘いものが大変お好みのようです。)、私が、「日本橋 高島屋の叶 匠寿庵の和三盆ロールと近江米ロール、大好きなんですぅ〜。」と、よけいなことをポロリと言ってしまったのを覚えていてくださったらしいのです。

「ちょうど、季節限定で、桜のロールケーキが売っていたの。」と、一箱ずつくださいました。

恐縮しながらも、大好きな近江ロール・・・しかも、桜風味の季節限定品、ありがたく頂戴致しました。

ご覧のように、桜の刻印が何とも愛らしいパッケージの”花 さくら ろうる”です。

さて、まずはお味見お味見と器を探すも、そういえば、自宅には和菓子用の菓子器が無いことに気がつきました。 和に目覚めたのが最近なので、ほとんど洋食器ばかりの食器棚。

それならばと、大倉陶園のゴールドラインの銘々皿で頂くことに・・・。

そして、閃いたのが、先日、神楽坂の”遠音”というお店で購入した薄いピンクの桜の花が刷られた”伊予和紙のひとこと箋” 伊予和紙のひとこと箋

叶 匠寿庵の近江桜ロール3 このひとこと箋を懐紙がわりにのせてみました。
 
少しは、雰囲気出たかしら?

近江桜ロールは、スポンジが近江米でできていて桜色、ほんのり桜の風味のバタークリームの中に、近江小豆の羊羹が包まれています。 しっとりとした和のロールケーキです。

桜の季節は短くて、桜ロールが店頭から姿を消すまで、もう長くはないとか・・・。

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